前回、ボクスターがどうやら自宅駐車場で水没(床上浸水)したのかも?
という記事を書きました。
ただ、現状は単に車庫内で車に不具合が起きたという事実だけ、それがゲリラ豪雨による浸水が原因で不具合が起きた、ということを保険屋さんに対して証明していかないといけません。
ということで、保険屋さんの実地検証が入ることになりました。
1)実地検証はしっかりと
まだ、この時代はガラケーだったんですね(笑)
まずは保険の調査士さんに現場を見てもらいました。
運良く、水が溜まった痕跡が残っていたので、それが証明になりました。
およそ20cmの水が溜まっていたようです。
987ボクスターPASM装着車の最低地上高は、マニュアルを見ると95mmになっているので、水が車内に入り込んでもおかしくないくらいの水位ですね。
もちろん、調査士さんは私の車も見てもらっているので
実際フロアに水が浸入し、びちゃびちゃになっている状態も確認してもらいましたので、
一応保険適用ということになりました。
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2)こういう写真も証拠になります
駐車場での確認の他に、その後起きたゲリラ豪雨時の写真も撮って保険屋さんに送付しました。
写真は、大雨が降った際の我が家周辺の道路です。
だんだん排水溝が機能しなくなり、水が噴き出すようになっていきます。
この日は、水が車庫に進入するほど水位が上昇しなかったのですが、降りが強い時間が続くと、道が川のようになり、車庫に流れ込むのです。
3)思わぬ副産物も
こういった豪雨の際の証拠写真を撮っておくのは有効です。
車の水没が起きた後、区役所にも雨水の処理の相談しました。もちろん自治体に寄りますが、相談したことで写真に写っている土嚢をいただくことになったのです。
その後、豪雨の際は、土嚢を車庫前に並べて置くことで、水の浸入を極力防ぐことができるようになりました。
それ以外にも、この浸水被害に遭ってから数年後には、同じような豪雨があっても道に水が溢れることが少なくなりました。もしかしたら我が家周辺の治水について改良工事がなされたのかもしれません。
3)まとめ
水没後、1ヶ月のボクスター。いろいろな部品を降ろされている途中です。
車の水没判定は、実車にて被害箇所の判定の他に、被害場所と原因が特定されることが必要だと思います。
被害箇所の判定は、ディーラーのメカニックさんと調査士さんとで、あらゆる浸水箇所を見ながら保険適用されるかどうかを判定していくことになりますが、被害場所と原因の特定は、当事者であるユーザーが調査士さんと折衝して行っていくことになるので、必ず証拠写真は撮っておきましょう。
それと、ダメ元で自治体に状況を説明し、何かの対策は無いのか?相談されることもオススメです。私のように自宅周辺の治水に関することであれば、車の水没対策だけでなく、日々の暮らしの改善にも直結することですからね。
というわけで、今回の水没は保険適用されることになったのですが、今後被害箇所の判定に移っていくことになります。
これ、後からディーラーさんに聞いて、交換が必要な部品の一覧もいただいたのですが、事故でも水没でも、自分がどの保険屋さんで、どんな契約をしているのか?で様子が違ってくることに驚愕しました。
そのお話はまた次の機会に。