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新型トヨタ RAV4 12月発売!?ホンダやマツダの新SUVと競合は必至!

今、日本の車は、SUV花盛り。トヨタもホンダもスバルも三菱もマツダも、それぞれ自社のモデルの中で販売上位に位置するのは、SUVやクロスオーバーSUVです。

トヨタにおいては、ヤリスクロス、ライズ、カローラクロスと小型~中型のクロスオーバーSUVが絶好調のようで、数ヶ月の納車待ち、グレードによっては次のマイナーチェンジまでに納車が間に合うか?というものもあるようです。

同時に、生産台数こそ違えど、ランドクルーザー300や250も好調で、300は現在受注停止、250は年単位の納車待ちや、販売店によっては受注停止しているところもあるようです。

そんな中で、トヨタとしては中型のSUVモデルであるRAV4がこの12月17日にも第6世代に生まれ変わる、という噂が届きました。すでに新型RAV4の概要は、ネットでも情報は出てきていますが、今日の記事では、今出てきている情報から、新型RAV4がどんな車になるのか?どんな人に勧められるのか?を深掘りしていきます。



新型RAV4はこんな車になる!他のSUVと比較してみよう

「日常を全部冒険にしよう」の新型RAV4のキャッチフレーズのとおり、RAV4はヤリスクロスやライズ、カローラクロスのように街中・日常が中心のSUVから、街中もアリだけど自然の中で冒険しようよ!という少しオフ感覚を加味したモデルとして考えられた車だと思います。

そういう意味では、上記クロスオーバー4WDの車種達とランドクルーザーのような本格的オフローダーの間を取り持つ車として考えれば良いでしょう。

では、車体サイズから他車と比較して見ていきましょう。

車体サイズ比較

全  長全  幅全  高ホイールベース
トヨタ 新型RAV44,600mm1,855mm1,680mm(HEV)2,690mm
    旧型RAV44,600mm1,855mm1,685mm(2.5G)2,690mm
   ヤリスクロス4,180mm1,765mm1,590mm(HEV)2,560mm
  カローラクロス4,455mm1,825mm1,620mm(Z)2,640mm
   ランクル2504,925mm1,980mm1,935mm(ZX)2,850mm
ホンダ 新型CR-V4,805mm1,865mm1,690mm(e:FCEV)2,700mm
日産エクストレイル4,690mm1,840mm1,720mm2,705mm
マツダ 新型CX-54,690mm1,860mm1,695mm2,815mm

比較してみますと、新型RAV4の車体サイズは、旧型とほぼ同じ。そしてカローラクロスとランドクルーザー250の中間の大きさになっていて、しっかり棲み分けされてますね。

他メーカーのライバルと比較すると、ホンダの新型CR-Vが旧型と比べ大型化して出てくる模様、日産のエクストレイルやマツダの新型CX-5は新型RAV4と同じくらいの車体サイズになりそうです。

プラットフォームは旧型からどう変わる?

車体サイズは旧型からほとんど変わらない新型RAV4ですが、TNGA-K(Toyota New Global Architecture K)というプラットフォームを変わらず使用するが、新型は強化されたサブフレームと追加のスポット溶接が施されており、剛性が改善されており、NVH(ノイズ・振動・粗さ)対策強化が期待されているようです。

パワートレイン・駆動方式はどうなる?

旧型(5代目)のパワートレインは、2.0リッターガソリン、2.5リッターのハイブリッド(HEV)、2.5リッターのプラグインハイブリッド(PHEV)の3種類の構成でしたが、新型はハイブリッド(HEV)およびプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類のみとなりそうで、ガソリンエンジン単体仕様(無電化エンジンのみ)は原則廃止となりそうです。

新型カローラクロスもハイブリッド車のみになりましたが、RAV4もガソリン単体の仕様が無くなるんですね。これからのトヨタ車はスポーツ車やランドクルーザー等のオフローダー以外は燃料エンジン単体の仕様を無くしていく方向なのでしょう。

旧型(5代目)RAV4の2.5リッターハイブリッドシステムは、178ps/221Nmのガソリンエンジンと120ps/202Nmのフロントモーター、54ps/121Nmのリアモーターで構成されていますが、新型(6代目)はエンジン・モーターとも更に出力向上してくるでしょう。

ちなみに旧型での比較ですが、皆さんも気になるハイブリッド車のWLTCモードの燃費比較をしてみましょう。

メーカー・車種名グレードWLTCモード燃費
トヨタ RAV4(5代目)2.5ハイブリッドG(E-Four)20.6km/L
    カローラクロス2.0ハイブリッドGR SPORT(E-Four)23.3km/L
ホンダ ZR-V2.0 e:HEV X(4WD)21.7km/L
日産  エクストレイル1.5 G e-4ORCE(4WD)18.1km/L
スバル フォレスター2.5 Premium S:HEV EX18.4km/L

旧型(5代目)の2.5ハイブリッドでもWLTCモード燃費は20.6km/Lなので、ハイブリッド車の燃費はやはりトヨタが優秀なのかもしれませんね。

PHEVについては、すでにトヨタのオフィシャルでも公表されているように、大容量の駆動用バッテリーと高出力充電器を組み合わせた新開発のプラグインハイブリッドシステムが採用され、出力向上とともに、バッテリー容量の拡大により、EV航続距離を従来の95kmから150kmに延長したことが大きいですね。

ちなみに三菱アウトランダーのMモデルでもEV航続距離は106kmなので、新型RAV4は大きく差を広げた、ということになります。

グレード構成はどうなる?

ここでは、新型RAV4で設定されるであろうグレードについて見ていくことにします。

すでにトヨタの特設ティザーサイトにも書かれていますが、新型RAV4には3種類のグレードが設定されているようです。

想定グレード名駆動方式特徴・装備予想
COREHEVのE-Fourが基本、PHEVのE-Fourも選択可モダンで洗練されたスタイル。街乗り中心の“標準”モデル。機能を絞る代わりに価格面での起点になる。装備もスタンダードに。
ADVENTURE主にHEV(E-Four)見た目のオフロード感、タイヤ・足回り強化、耐久性装備の強化
GR SPORTPHEV(E-Four)スポーツ性能重視。外観アクセント、シャシー強化、上級装備を想定

上記の写真の真ん中の車がCORE、右がADVENTURE、右がGR SPORTのようですね。

装備面では、基本的にCOREグレードからAreneベースの大型ディスプレイ、Toyota Safety Sense 最新版、電動パーキング、快適装備(自動AC、スマホ連携)などが設定され、安全・運転支援の充実を図るようです。

Areneとは?

 ⇒トヨタが開発している 車両用ソフトウェアの共通基盤、「車の頭脳の共通OS」みたいなもので、車をスマホのようにアップデート・進化させられる仕組みです。これによって、トヨタ車は買った後もどんどん賢く・便利になっていく、という未来を目指しています。すでにレクサスRZやクラウンに採用され、新型RAV4にも採用予定のようです。

COREグレードとの差別化として、ADVENTUREグレードでは、専用サスペンション、樹脂アンダーガード、ルーフレール、オフロード志向タイヤ/ホイールが装備され、オフロード感満載のグレードとして特徴付けるようです。

また、GR SPORTは、高出力PHEVモデルとして、GR専用サス&ブレーキで強化を図り、スポーツシート、本革/アルカンターラ調シートで内装のスポーツ感を演出し、専用エアロで武装することで他グレードとの差別化を図るようです。

新型RAV4の特徴まとめ

(1)電動化・燃費性能の向上
⇒ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)をラインナップし、モーター・バッテリー性能の改善で加速感・レスポンスの向上が予想されます。PHEVではEVモードでの航続距離を従来より大きく伸びるアナウンスがされています(150km)。

(2)デザインの多様性・スタイル展開
⇒「CORE(洗練・都市向き)」「ADVENTURE(アウトドア向き)」「GR SPORT(スポーツ・走り重視)」という3つのスタイルが用意されており、用途・好みに応じて選べる今までのSUVには無いグレード展開となっています。

(3)機能性・使い勝手の改善
⇒視界改善(ダッシュ上面を低く、ワイパー取付位置の工夫、三角窓など)による運転しやすさ、荷室容量の改善・収納性の向上、インテリアの操作性改善など、日常使いでの快適性が高められています。

(4)先進安全装備・ソフトウェア機能
⇒新しい Toyota Safety Sense の改良版、ドライバー異常時対応システム、急加速抑制、ソフトウェア定義車両プラットフォーム(Arene)の導入など、安全性・将来機能の拡張性に力が入れられています。

(5)走破性・汎用性
 AWD モデル、ラギッドな ADVENTURE スタイル、タイヤ/サスペンションなどのオフロードに対応できる装備もあり、都市+アウトドアの両方使いたい人にアピールがあります。

どんな人にどのグレードがオススメか?

ここまで、新型RAV4の概要について現在予想されている部分を紹介してきました。

では次に、この新型RAV4をどんな人にオススメできるのか?グレード別にまとめてみました。

ユーザータイプ・用途合うグレード、理由
通勤+週末アウトドア派平日の都市部での通勤や買い物での使い勝手と燃費重視、週末には山道や未舗装路、キャンプ場へのドライブなどアウトドア使いもする人なら「ADVENTURE」グレードがオススメ。AWD/PHEV モデルなら、舗装外の道でも安心感がありつつ、EVモードでの無音性・静粛性も取り入れられる。
環境意識・電動車重視派CO₂排出削減や燃費性能を重視する人にとっても、新型RAV4はハイブリッド/プラグインハイブリッドだけのラインナップなので魅力あり。PHEV の航続距離が伸びていることで「普段の移動はほぼ電気だけで」という使い方も現実的。「CORE」グレードのPHEVモデルがオススメ。
家族で使う実用性重視派荷室容量の拡大、リアシートの可倒性、ラゲージのフロア調整などで荷物の積載性が良くなっており、子どもの送り迎え・買い物・遠出などに対応できる。安全装備が充実しており、走行性能・視界など運転の安心感も高まっているので、見た目や予算に応じてどのグレードでもオススメできる。個人的には「CORE」グレードのHEVモデルであれば、充電の手間も省けて、マンション住まいの方にもオススメできる。
デザイン・見た目にこだわる人「CORE」「ADVENTURE」「GR SPORT」それぞれにスタイルの個性があり、見た目・雰囲気で選べる。GR SPORT ではスポーツテイスト、ADVENTURE では武骨さ・存在感を、COREは都会の洗練されたスタイルを演出できるので、どのグレードもオススメ。CGで見る限りでは個人的にはGR SPORTが好みです。
長距離移動・高速道路を多用する人PHEVモデルのEVモードと高速充電対応(確定ではありませんが)によって、高速移動時の快適性・燃料節約性が向上することが期待できる。家庭に充電設備を設置できるならPHEVモデルがオススメ。加速改善・モーター出力向上も高速道路での追い越し等でアドバンテージあり。
トヨタの他のSUVから鞍替えする人ランドクルーザー300や250の納車待ちに疲れた人、カローラクロスよりも広い室内空間やSUVらしさを得たい人には、「ADVENTURE」「GR SPORT」がオススメ。大きすぎず、狭すぎない、ちょうど良いサイズのSUVとして重宝されそう。

結論:こういう人には“買い”です

総合すると、新型 RAV4 は以下のような人には特に「買い」だと思います。

・通勤+週末レジャーを両立させたい人

・燃費・環境性能を重視したいけど、完全なEVには踏み切れない人

・家族で快適に使いたい実用性を持ったSUVを探し、安全性・視界性能などにも安心感を求める人

・デザイン・スタイルにも拘りたい人、個性・見た目重視派

・長く乗るつもりで、“将来技術(ソフトウェア更新など)”を取り入れたモデルが欲しい人

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新型RAV4も長期の納車待ちになりそう?

現在、新型RAV4はまだ日本国内において正式な発売開始にはなっていないので、販売店に行っても、すぐに契約できるものではありません。ただトヨタは、2025年12月17日に新型RAV4の発売を予定しています。

同時にその約2ヶ月前となる2025年10月1日には、ディーラーに対して発表日および受注開始日が通達されたとの情報があります。これにより、販売店では既に受注体制の準備が進められていると考えられます。

正式な予約受付は、2025年12月17日の発売日以降に開始されると思われますが、ディーラーによっては既存の顧客に対して先行案内や仮予約を行っている可能性はあると思います。

では、そういった先行案内や仮予約の情報は、どうやって得ていけば良いのでしょうか?基本的なことになりますが、以下の動きが必要になります。

1. ディーラーと良好な関係を作る

・営業担当との関係構築
 すでにトヨタディーラーとの付き合いがある場合は、そのディーラーに生産枠の情報が届けば、担当者を通じて生産枠を案内してもらいやすいので、ディーラーに行き担当者と会う機会に、何気に車の買い換えの話や、RAV4の話をしてみると良いでしょう。

2.先行予約情報をいち早く入手する

 トヨタはグローバルでの生産計画や販売計画を踏まえ、ディーラー単位で受注開始日を調整する場合があります。信頼関係があると、正式受付前の“先行案内”が受けられる可能性が高まるので、まずはRAV4の話をじっくり行い、担当さんとの関係を構築して先行予約情報を引き出しましょう。

3.正式予約前の「仮予約」を行っておく

 もし、ディーラーで仮予約を受け付けてくれるなら、意思表示して仮予約の手続きを行うと良いでしょう。先行情報から希望グレード・オプションをあらかじめ登録できる可能性があります。 仮予約順に生産枠を割り振る場合があり、人気グレードや希少色を確保しやすくなります。

 ポイントは、仮予約を行う場合いつまでキャンセルが可能なのか?を事前に確認しておくことです。また、どの時点でキャンセルが出来ない本契約に移行するのか?も確認しておくと良いでしょう。

また、グレードによっては生産枠の台数に違いがあるかもしれません。グレードや装備、ボディ・内装色にこだわりがあるなら、そのままこだわりながら突き進む必要がありますが、グレードや装備、色にある程度柔軟性を持たせて話をしたり、売れ筋グレード+一般色(ホワイト/ブラック等)を選択するのも早期納車のコツです。

4.全国複数ディーラーを活用する

同一メーカー内であれば、別地域のディーラーに注文を出すことも可能(トヨタの場合、ナンバープレート管轄が同一であれば可能)。これにより、地元ディーラーで生産枠が取れなくても、空きのある別ディーラー枠を使える場合があります。

今日の記事のまとめ

今日の記事では、この12月17日販売開始の情報がある新型RAV4(6代目)について、現在判明している情報を頼りに考察してみました。まとめますと

・新型RAV4の車体サイズは、旧型とほぼ変更はない。TNGA-K(Toyota New Global Architecture K)というプラットフォームを変わらず使用するが、新型は強化されたサブフレームと追加のスポット溶接が施されており、剛性が改善されている。

・新型RAV4のパワートレインは、ハイブリッド(HEV)およびプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類のみとなりそうで、ガソリンエンジン単体仕様(無電化エンジンのみ)は原則廃止となる。

・ハイブリッド(HEV)およびプラグインハイブリッド(PHEV)ともに性能向上が期待できる。特にプラグインハイブリッド(PHEV)のEV航続距離を従来の95kmから150kmに延長されたら、大幅な性能UPになるので、ライバル車へのアドバンテージにもなりそう。

・新型RAV4で展開されるグレードは「CORE」「ADVENTURE」「GR SPORT」の3種類となる。それぞれ個性的に棲み分けがなされている。

・すでにレクサスRZやクラウンに採用されているAreneがRAV4にも採用され、Toyota Safety Sense 最新版、電動パーキング、快適装備(自動AC、スマホ連携)などが設定され、安全・運転支援の充実を図るようです。

・新型RAV4は、通勤+週末レジャーを両立させたい人、燃費・環境性能を重視したいけど、完全なEVには踏み切れない人、家族で快適に使いたい実用性を持ったSUVを探し、安全性・視界性能などにも安心感を求める人、デザイン・スタイルにも拘りたい人、個性・見た目重視派、長く乗るつもりで、“将来技術(ソフトウェア更新など)”を取り入れたモデルが欲しい人にオススメ。

・新型RAV4も、かなりの人気車種になりそうで、長期の納車待ちも想定される。やはりディーラーと良好な関係を構築し、先行予約等の情報を掴むことが早期納車の鍵になりそう。また人気グレード、色の選択を行ったり、別地域のディーラーにも訪問し、先行予約等受付を行っていたら、申し込むことも念頭に置いておくと良いでしょう。

 

以上、新型RAV4についての考察でした。今後、年末にかけては、ホンダもCR-Vのハイブリッド版、マツダCX-5も新型が出てくる噂があります。そういった新型車達と新型RAV4は、発売開始時期も重なることもあって競合することが予想されます。

もしかしたら今月末から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」でかなりの情報が出てくる(実車の展示もあり得る?)かもしれません。ちょっと楽しみにしながら追加情報を待ちたいと思います。



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  • この記事を書いた人

まっすー

神奈川県在住の50代、無類の車好き。サラリーマン時代に購入した愛車のポルシェを水没させてしまうが見事に復活させた経験あり。2台目のポルシェと現在の愛車ゴルフⅦは中古で購入。これまで乗ってきた車、試乗した車を基に今ならこんな中古車を狙いたい!を発信します。

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