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トヨタ新型セリカ「GRセリカ」の予想スペック、販売時期、価格はどうなる?

2024年11月に愛知県で開催されたWRC(FIA世界ラリー選手権)第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」内のイベントで、トヨタの伝説的なスポーツカー「セリカ」が復活することが、同社の中嶋裕樹副社長により明らかにされました。

トヨタ「セリカ」は、初代が発売されたのが1970年、当初はFRのスポーツカーとして人気を博しましたが、その後1985年にFF化され、そのスポーツモデルとしてターボ化・4WD化された「GT-FOUR」が登場。最終的に2006年まで販売が続いた伝統のモデルです。

その伝統のモデルが約20年ぶりに復活すると、副社長から宣言されたのですからどんなモデルとなって復活してくるのか?楽しみです。ちょうどホンダから「プレリュード」も復活することになり

国産2ドアスポーツクーペの復権がこれから起きてくるのか?楽しみなところです。

今日の記事では、新型セリカの予想スペック、販売時期や価格の予想を行っていきます。

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新型GRセリカの予想パワートレイン、レイアウトは?

新型GRセリカのパワートレインは?

昨年発表し現在開発中の「G20E」という2リッターターボエンジンがあります。このエンジンは電動化を前提とした⼩型・⾼効率・⾼出⼒なエンジンとして開発され、主に米国市場で用いている既存の2.4Lターボエンジンとの比較で、体積、全高ともに10%の低減が図られており、ショートストローク化しているとのことです。

トヨタの中嶋副社長曰く「縦にも横にも置ける汎用性が高いエンジン」とのことで、これが新型セリカのパワーユニットになるでしょう。

噂されている出力は300PS台後半とも400PSとも言われていますが、エンジン単体ならば350PSが精々なのではないか?と思っています。ちなみに2リッターターボの高出力ユニットとしては以下の車があげられます。

・BMW M135xDrive(300ps(221kW) 40.8kg(400Nm)

 

・フォルクスワーゲン ゴルフR(333ps(245kW) 42.8kg(420Nm))

・メルセデスAMG A45S 4マチック(421ps(310kW) 51.0kg(500Nm))

 

この中で唯一、400PSを超えるのがメルセデスのA45Sですが、他のメーカーは300PS台前半にパワーを抑えて実用域の扱いやすさを追求しているように思います。新型GRセリカもさすがにA45Sほどのカリカリチューンはしてこないのではないか?と思います。もしGRセリカが400PSを目指しているのならば、やはりモーターも搭載したハイブリッド化とし、システム統合の出力としてならアリだと考えています。

 

新型GRセリカのレイアウトは?

これはもう当然、現状のGRヤリスやGRカローラのレイアウトである「GR-FOUR」の4WDを踏襲してくるでしょう。電子制御多板クラッチ式センターデフを用いて、前後トルク配分を60:40、30:70、50:50 など切り替えられるものです。

ちなみに4WDレイアウトを比較してみました。

新型GRセリカの4WDはまだ予想なので、現行GRヤリスと他車を比較しています。ご覧のとおりゴルフRもM135もA45も通常はフロント100:リア0のFFで走るようになっていて、スリップをセンサーが感じ取ることで、リアに駆動力を配分する方式をとっています(A45だけ特殊なモードがありますが)。

これを見ると、やはり新型GRセリカのGR-FOURは「見た目スポーティ」ではなく、「中身も本物のスポーツマシン」を目指すトヨタの情熱が詰まったシステムということが言えるでしょう。

前後サスペンションは、GRヤリスやGRカローラと同様に、前マクファーソンストラット、後ダブルウィッシュボーンになるでしょう。

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新型GRセリカの販売時期、価格は?

新型GRセリカの販売時期はいつ頃になるでしょう?

まだ、プロトタイプモデルも出てきていませんので、販売はまだまだ先でしょう。噂では2027年とも言われていますが、私が思うに、意外とこの車の販売状況を見て決めるのではないでしょうか?

ホンダの新型プレリュードです。

プレリュードは、早ければ今年の秋に出てくるのではないか?と言われていますが、どの程度の販売台数となるのか?その販売状況は新型GRセリカの販売計画の参考になるでしょうね。昔、ホンダのオデッセイの売れ行きを見て、トヨタがウィッシュを出したように。

また、トヨタには現在スープラとGR86という2種類の2ドアクーペがありますが、スープラについては、日本では2026年春に生産終了することが発表されていますし、GR86も新型の噂が出ています。この辺りの開発・生産のタイミングも新型GRセリカの販売に影響してくるのかもしれませんね。それと、やっぱりトランプ関税についても、トヨタにとっては看過できない問題になりますから、今後のトヨタの世界販売台数の推移も、数多くの販売が見込めるファミリーカーとは違いセリカのような購買層が限定的なスポーツカーでは、販売計画に大きな変更をもたらすのかもしれません。

 

価格についても、もしかしたら同じことが言えるのかもしれませんね。これも新型プレリュードの価格帯(600万円台予想)は一つの参考になるでしょう。また、現行スープラのRZが800万円、GRヤリスのRZハイパフォーマンスが533万円、GRカローラのRZが598万円ですから、歴代スープラより低く、GRヤリスやGRカローラより若干高い価格設定として、600万円台後半~700万円台前半くらいを予想しても良いかもしれません。

ただしハイブリッドで400PSオーバーのハイスペックに仕上げてきたならば、現行スープラ超えの価格もあるかもしれませんね。

新型GRセリカ 販売されたら買いか?

新型GRセリカは、もし販売されたら「買い!」の車なのか?を考えてみましょう。

・G20E 2リッターターボエンジン(もしかしたらハイブリッド)の高効率・高出力・低燃費
・GRヤリスやGRカローラでも評判の高い「GR-FOUR」の4WDシステム
・トヨタ最新の運転支援技術やインフォテインメント機能の搭載
・GR86よりも力強く上質な2ドアクーペのデザイン
・「セリカ」という歴史的な名車の復活
・性能の割には手頃な価格帯

 

まだまだ、プレリュードに比べれば、噂の域を超えない新型GRセリカですから、今後の情報解禁に期待したいところです。ただ、「私をスキーに連れてって」上映時に青春時代を送ったオジサン世代や、トヨタがST165~ST205セリカWRCを戦っていた頃を懐かしむ人達にとっては「セリカ」という名称の復活が一番の「買い!」の理由なのではないでしょうか?



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  • この記事を書いた人

まっすー

神奈川県在住の50代、無類の車好き。サラリーマン時代に購入した愛車のポルシェを水没させてしまうが見事に復活させた経験あり。2台目のポルシェと現在の愛車ゴルフⅦは中古で購入。これまで乗ってきた車、試乗した車を基に今ならこんな中古車を狙いたい!を発信します。

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