中古車ってどうやって買ったらいいの? 試乗でチェックすべきこと

中古車買うときに必要なこととは? ③試乗は最低でもコースを2周すること!



狙いの中古車の車種を選定し、販売店に実車確認したら、試乗に行きましょう。

試乗に行く販売店の選定はどうすればよいか?は以下を参考にしてください。

中古車は試乗させてくれない販売店もありますが、やっぱり車は動かしてなんぼです。

中古車は、車体が新車のように綺麗でもどこかに不具合があったり、同一車種でも一台一台状態に違いがあるので、できるだけ試乗してから商談したほうが良いのです。

 

さて、販売店が設定する試乗コースって、市街地を行って帰ってくる10~20分くらいの平凡なコースが多いのですが、ここで私がオススメするのは

試乗は最低でもコースを2周させてもらうこと!です

なぜ最低でも2周させてもらう必要があるのか?

1つは自分のため

もう1つは家族のため

です。では順番に説明していきましょう。

・JR新幹線・特急のチケットを自宅にお届け!【NAVITIME Travel】

自分が車に慣れるために2周は必要!

試乗でチェックすべきことって、意外と多いのですが、試乗で乗る車って基本自分の車じゃないから、運転に慣れてませんよね。そんな慣れない車を判定するのに、たかだか10~20分のコースを1周するだけでは足りないと思うのです。

 

ちなみに試乗でチェックすべきところを挙げていくと

①運転姿勢が自分に合うかどうか?(ペダル配置を含めて)

②運転に伴う機器類(ナビや空調等)は使いやすいか?正常に動くか?

③自分の使用用途に合わせた使いやすさはあるか?(車両内外の広さ等)

④同乗者にとっての使いやすさはあるか?

⑤車体から出る不快な音・揺れは無いか?

⑥自分が走る”主な走行シーン”に見合うだけの性能がその車にあるか?

⑦運転していて違和感・疲れは無いか?

⑧同乗者が乗って違和感・疲れは無いか?

 

ざっと挙げただけでも、これだけのチェック項目があるのですから、これを判定するための試乗なら、長ければ長いほど良い、できれば市街地だけでなく、高速道路での試乗だってお願いしてもよいくらいだと思うのですが

それが無理だとしても、自分がその車に慣れて、しっかり判定するために、試乗コース最低2周を営業さんに依頼しましょう。

家族目線も取り入れるために2周は必要!

「車は、もちろん家族も乗るし、家族が運転することもあるよ」って人も多いでしょう。

なのに自分の判断だけで車を選別してませんか?

 

家族も同乗する車を選ぶ際は、できるだけ家族と一緒に試乗しましょう!

家族目線の試乗のポイントは

①1周目は自分が、2周目は家族の誰かがハンドルを握り試乗する

②自分が試乗のときは家族が、家族が試乗の時は自分が試乗時の動画を撮る

③家族同伴できない場合、2周目は営業さんに運転をお願いし、自分は家族が座る席で試乗する

 

こうすることで、自分では気づかなかった車の使い勝手や不具合等の発見に繋がることがあります。特に運転に慣れていない車の試乗では、「事故しちゃいけない!」と運転に気が行って車の状況や自分達の生活にその車が合わないことに気が付かない場合もあるので、上記のとおり1周目は自分目線、2周目は家族目線、での試乗を強くオススメします。

試乗でチェックすべきこと

新型アルピーヌA110 内覧会_a0042970_13411361.jpg

最初にお伝えした、試乗でのチェックすべき事項の中で、特に重要なところについて、もう少し詳しく説明しましょう。

①運転姿勢が自分に合うかどうか?(ペダル配置を含めて)

→これ、実に大事なことです。運転席に座ってみて、背中や腰回りがしっくりこない少し体を捻らないとペダルを踏めないような配置だと、試乗くらいの乗車時間なら違和感だけで済むでしょうけど、購入後1~2時間のロングドライブでは、まず体のどこかを痛めます

中古車の場合、シートのへたりが原因でしっくりこないこともありますので、いずれにしても違和感があるならその車は敬遠したほうが良いでしょう。

 

②運転に伴う機器類は使いやすいか?正常に動くか?

→これも大事です。運転に伴う操作環境が難解で扱いにくいと、操作に手間取って運転に支障が出るし、そのうちその機能を使わなくなってしまいます。

 

⑤車体から出る不快な音・揺れは無いか?

→販売店の駐車場から道路に出るときの段差で車体の傾きはどうか?車体から異音が出ていないか?異音はどこから出ていそうなのか(サス?ボディー?)はチェックしましょう。また、道路に出たら敢えてマンホールを踏んでみたり、段差を乗り越えてみたりして、その際入ってくる衝撃の程度も見てみましょう。

 

⑦⑧運転していての違和感・疲れ、同乗者の違和感・疲れは無いか?

→前オーナーの運転のクセが残っている車だと、直進安定性に難があったり、交差点やカーブを曲がるときにクセが出たりして運転しづらい車も中古車の場合あったりします。また車両特有の振動が続くと運転者だけでなく同乗者の疲れにも繋がります。

違和感が少しでもあるなら、それが”その車特有”のものなのか?その車種の特徴なのか?を判定するためにも、複数台同一車種に試乗して比べることをオススメします。

 

 

今回は、中古車試乗なら、できるだけ営業さんにお願いして試乗コースを最低2周させてもらうことについて、お話してきました。

ちなみに私の場合、家族を同伴しませんでしたが、家族が座るであろう助手席や後部座席を2周目、3周目に座り、営業さんに運転してもらって試乗させていただきました。

特に、BMW1シリーズやアウディーA1スポーツバックに試乗したときは、運転席とのシートの違いがあり、車種選びの参考になりましたし、自分で運転したときには気が付かなかった車の挙動にも気づくことができたので、最低でも試乗コース2周は、中古車試乗においてマストであると実感したのです。

ぜひ、皆さんも実践してみてください。

AFFINGER6(WordPressテーマ)

\ 最新情報をチェック /

PVアクセスランキング にほんブログ村
  • この記事を書いた人

まっすー

神奈川県在住の50代、無類の車好き。サラリーマン時代に購入した愛車のポルシェを水没させてしまうが見事に復活させた経験あり。2台目のポルシェと現在の愛車ゴルフⅦは中古で購入。これまで乗ってきた車、試乗した車を基に今ならこんな中古車を狙いたい!を発信します。

-中古車ってどうやって買ったらいいの?, 試乗でチェックすべきこと

PAGE TOP