オススメ(ドイツ車) オススメできる中古車はどれ?

奥深さを感じさせてくれた車・・・・ポルシェ911カレラ

まずは、私自身が乗ってきた車についてお話しします。

まずは現在乗っているフォルクスワーゲン・ゴルフの前の愛車である

ポルシェ911カレラ(type997)です



車の概要

2009年式 ポルシェ911(997)カレラ

ボディカラー:アクアブルー

インテリアカラー:ブラック

ステアリング:RHD(右ハンドル)

トランスミッション:6速MTシフト

 

この車は、ポルシェセンターの認定中古車として2013年に購入しました。2009年式ですので、997世代の後期型。エンジンが直噴になった後のモデルになります。

購入時の走行距離が17,800kmと、それほど走っていなかったこと、試乗してマニュアルシフトの感じも、走行中に違和感を全く感じなかったこと、ボディも目立つ傷も無く綺麗だったことで購入に至りました。

まあポルシェで4年落ちで17,800kmなんて、ようやく新車時からの堅さが少しずつ解れてくるくらいの感じですし、何よりポルシェはマニュアルで乗りたいので、マニュアルの911を探していたところ、思いもかけず右ハンドルのMTがポルシェの認定中古車サイトに出たので、すぐに試乗しに行き、車を抑えたのです。

 

どんなオプションが付いてた?

1年10カ月ぶりの帰還(*⌒ー⌒*)_a0042970_21334268.jpg

当ブログは、中古車購入を推奨してますので、この911に付いていたオプションについても紹介します。

 

① PASM:ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント

コンピューター制御によりショックアブソーバーの減衰力を自動で調整してくれるシステムで、ノーマルモードとスポーツモードの2段階調整が出来るものです。今の992型には標準装備されているようですが、997世代はオプションでした。

今後、ポルシェを中古で購入されるなら、このPASMが設定されているモデルなら必ず装着されている中古車を選ぶことをオススメします。ノーマルモードでは乗り心地良く、スポーツモードでは接地感良く走る事が出来ますよ。

 

② スポーツクロノパッケージ

ポルシェ マカンターボ に「パフォーマンス」…異例のスポーツクロノ標準化 | レスポンス(Response.jp)

997カレラを購入する前は、987のボクスターに乗ってました。ボクスターは新車購入だったのですが、唯一オプション装着せず後悔したのがこのスポーツクロノパッケージでした。今の992型でもオプションでの設定です。

「MTだから、自分のアクセルの踏み加減で加速が変わるのだから、要らないでしょ」と思っていたのが大間違い。そもそも同じ踏み込み加減でもスポーツクロノをONにしておけば、エンジンの吹け上がり方がまるで違います。お山でちょっと気持ち良く運転したいときにONにして遊ぶと、すこぶる気持ち良いのです。

 

③ スポーツエグゾースト

1年10カ月ぶりの帰還(*⌒ー⌒*)_a0042970_2140102.jpg

「自分だったら新車で購入の場合、付けないだろうなぁ」なオプションですが、中古車購入の面白いところは、そういった自分では選ばないだろうと思われるオプションが付いているところにあります。

高回転まで回すと変化がある、とのことでしたが、車内からだと「少し音が大きくなるかな?」くらいな感じでした。

 

④ ダイナミックコーナリングライト

ステアリング操作に連動してヘッドライトの照射角度が変化するもので、コーナリング時の視認性向上のためのオプションです。これは現在の愛車のゴルフにもオプション装着されていたものですが、これも「自分だったら新車で購入の場合、付けないだろうなぁ」なオプションですね。ただ、暗い田舎の山道を走るケースが多い方なら重宝するオプションかもしれません。

 

⑤ サンルーフ

1年10カ月ぶりの帰還(*⌒ー⌒*)_a0042970_21383133.jpg

「ポルシェのスポーツモデルにサンルーフなんて邪道でしょ」と思われる方もおられるかもしれませんが、基本的にサーキットは走らないので、サンルーフによる車輌上部の重量UPなんて気にしません(笑)

それよりも、チルトアップだけを使えば車内換気に一役買ってくれていたので、結構使用したオプションでしたね。

 

⑤ 19インチカレラDホイール(ブラックペイント)

1年10カ月ぶりの帰還(*⌒ー⌒*)_a0042970_21334268.jpg

これも「自分だったら新車で購入の場合、付けないだろうなぁ」なオプションです。18インチで充分なんですが、19インチのカレラS用が装着されて尚且つブラックペイントのオプションまで・・・。

このブラックペイントのホイール、ずぼらで洗車を怠けているとすぐにブレーキダストで色がガンメタに変わってしまうのでした(笑)

 

⑤ その他

1年10カ月ぶりの帰還(*⌒ー⌒*)_a0042970_21301047.jpg

その他、冬に重宝するシートヒーターや、MTシフトのショートシフターも付いていました。そして今では当たり前の装備であるナビやETC、ナビ連動型のバックカメラが付いていました。

マニュアルのショートシフターは、実は987ボクスターでもディーラーオプションで後付けしたのですが、効果を感じられるのはほんの少しでした。



 

ポルシェ911という車は・・・

ポルシェ911は1964年から発売され、すでに60年の歴史がある車です。

そのうち自分の愛車となった997の後期型はどんな車だったのか?

についてまとめてみました。

 

①走行性能(一般道)

911ってクルマは、乗れば乗るほど奥深さを感じさせてくれる車で、計4年この車と付き合いましたが、結局すべてを理解した、というレベルには達しませんでした。

ただ一つ言えることは、一般道で特に飛ばすような運転ではなくてもすぐに「ああ、911だな」と感じることが出来る車です。

とにかく、シートに座って、ステアリングを握って、シフトを入れて、アクセルを踏んでいく・・・・そんな行動の一つ一つがすべて

しっかりしていて、しっくりいく

そんな感じです。

997のMTシフトはアイシン製の6速シフトなのですが、これが適度に剛性がありながら変な引っかかりもなく、実にフィーリングの良いシフトで、ショートシフターのオプションもあってシフトチェンジが楽しいものでした。クラッチミートは割と中間辺りにありましたが、ミートする感覚がしっかりあるので、繋ぎやすいです。

ボディですが、以前のアウディ車のような岩のような硬さを感じるのではなく、運転する、走る、ことに最適な硬さ、という表現が当たっているかと思います。だから一般道ではマニュアルでも運転し易い車だと言えますね。

 

②走行性能(高速道)

高速道路での安定感も秀逸です。

これも、アウディやメルセデスベンツのようなびくとも動かない安定感ではなく、もっと柔軟な安定感という感じです。「真っ直ぐ走れというならどこまでも真っ直ぐ走りますよ。でもレーンチェンジしろ!というなら安定して瞬時にレーンチェンジしますよ」とでも言ってきそうな自由自在さがあります。

ちなみに、横浜~名古屋間を日帰りで往復(およそ800kmくらい)しましたが、ほとんど疲れもなく運転出来ました。100km/h巡航も安定しているのですが、実はもうちょっと上の速度域のほうが911の場合は安定して走れていました(もう時効ですよね(^^ゞ)

 

③走行性能(山道)

たまに箱根に行って遊んでいたので、そのときの911についてお話します。

まずは、箱根ターンパイクのような割と高速コーナーが多い山道での挙動ですが、さすがにRRレイアウトのクセが見られます。登り勾配で速いペースでコーナーを回ると、ちょっとではありますが、お尻のほうがムズムズする感じがあります(汗)。ただし、そこでしっかりアクセルを踏んでトラクションをかけていけば、安定していきます。

反対に下り勾配では、しっかり前輪に荷重をかけていくことが大切です。ただ荷重移動をしっかり行えれば、ターン後半のアクセルONで後輪がしっかりトラクションを稼ぎ加速していくので、MRのボクスターよりもペースを速くすることができますよ。私も箱根の椿ラインの下りで、スキーのカービングターンのようなコーナーリングが出来たときの感動は今でも忘れることはできません。

 

④ 使い勝手・積載性

911の前に2シーターのボクスターに乗っていたので、その違いを明確に感じることができるのですが、何よりミニマムでも後部座席があることの恩恵は計り知れないものがあります。

買い物した品物を後部座席にポンと置いて即運転することができるし、短時間なら男2人を後部座席に乗せて4人乗りもできる。純粋なスポーツカーでこれができるのは911くらい

はじめての辰巳・・・・_a0042970_22414677.jpg

また、このフロントボンネットの下に深いトランクもあるので、使い勝手のとても良いスポーツカーと言えるでしょう。

 

⑤ 燃費

さすがに3.6リッターフラット6という、エコとはかけ離れたエンジンですから燃費は目を瞑るしかありません(^^ゞ

市街地のみだと8km/Lを切るくらい、たださすがにドイツ車、高速のみであれば13~14km/Lくらい走るのには驚き!でした。

 

 

今、中古の911はどうなってる?

紆余曲折の末に・・・・_a0042970_1220110.jpg

ここまで私の一つ前の愛車であったポルシェ911(type997)についてお話してきました。

今や、ポルシェ911の新車なんて素の911カレラでさえも車両本体価格16,940,000円もします(゚o゚; そこからオプションやら諸経費を含めていくと20,000,000円近くになってしまい、とてもじゃないけど人生の成功者じゃないと買えない価格になってしまいました。

ちなみに、私の買った997の後期型は新車でも車両本体価格11,620,000円でしたから、911もずいぶんお高くなりましたね。

ということで、ここでは中古車市場がどうなっているか?を見てみましょう。

 

997後期型は、すでに認定中古車では売っていません。

PDKの修復歴無しが2025年1月末現在で、ターボやGT3も含めて全国で修復歴無しが37台だけとなっていますので、良質な中古車を見つけるには至難の業ですが、1,000万円以下で911を狙うならもう997後期型を全国の中から探すしか方法は無さそうですね。それだけ911も高価になってしまっているということです。

 

 

 

では次の世代である991型を見ていきましょう。

 

 

991だと素のカレラだけを検索してもポルシェ認定中古車も狙えます。2025年1月末、全国で8台ヒットしています。ただしさすがに認定中古車だと素のカレラも高いですね(^^ゞ 1,200万を下回る車がありません。

1,000万以下の991を買うなら、いかに良い中古車店を見つけて、コンディションの良い固体を見つけられるか?という状況になっているようです。

そして、現行の992になると、更に200万円以上価格が上がりますので、もう普通のサラリーマンが購入できる状況には無さそうです(>_<)

でも、こうやって全国の物件を見て、可能なら実車を見に行くのも楽しいので、ぜひお考えの方は動いてみてください。

991型は私も試乗しましたが、ポルシェ911としての良さはしっかり体感できる車です。ぜひ皆さんも911の世界を中古車で体感してみてはいかがですか?

月々定額のカーリース【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】

Follow me!

-オススメ(ドイツ車), オススメできる中古車はどれ?

PAGE TOP